多くの方のご支援・ご協力をいただき、無事講演会が終了いたしました。
ご参加・ご支援・ご協力いただきましたすべてのみなさまに、厚く御礼申し上げます。
今後は、本講演会の「講演」「患者事例」「質疑応答」をサイトコンテンツとしてアップしていきます。
患者さん・ご家族はじめ、医療関係者・産業保健職・行政担当者・医療ソーシャルワーカー等支援職・学校関係者・企業人事/現場管理職等、広くCFS患者と関わる可能性のある方にご覧いただければ幸いです。
特に、12月の企業での「ストレスチェック義務化」が間近ですが、CFSは「疲労を呈する病態で、うつ病等精神疾患との誤診・誤認が多い疾患」で、推定患者数は約24万人(うつは約90万人)です。
うつ病等と鑑別すべき疾患のひとつとして、ぜひ疾患名や病態・対処法を周知いただければと思います。
(患者当事者が中心で運営しており、当座は「文字起こし全文」の掲載を目指します。)
※2016.5.10:患者数は、最新の倉恒教授の発信内容に基づき、「30万人」から「24万人」に表記を変更いたしました。
■TOPページ
・単なる疲労でも、気のせいでもない。寝たきりなど重篤化しうる身体的な疾患「慢性疲労症候群」を知ってほしい
・患者さんだけでなく、関わるすべての方の「不安・困った」を「安心・理解」に
・「慢性疲労症候群(CFS)」とは
(2016.5.15)患者さんの事例発表部分を文字起こししました。http://cfstokyo2015.jimdo.com/患者事例テキストtop/
事例1:休職後退職、比較的早期診断例
http://cfstokyo2015.jimdo.com/患者事例テキストtop/患者事例1/
事例2:休職後、復職・時短勤務例 http://cfstokyo2015.jimdo.com/患者事例テキストtop/患者事例2/
事例3:発症後長期経過、重症化例http://cfstokyo2015.jimdo.com/患者事例テキストtop/患者事例3/
各ページの目次から、それぞれのサブタイトル部分の文章に遷移できるようになっています。ぜひご覧ください。
倉恒教授ご講演部分を文字起こししました。
http://cfstokyo2015.jimdo.com/講演テキスト/ (クリックで別ページが開きます)
現状「初稿」ということで、全文をまとめて文字起こししております。また、過去論文等に掲載履歴のない画像等は、あげておりません。Youtubeのスライド画像とつけあわせご覧ください。
膨大な情報量ですので、今後必要なパートだけを見られるよう加工した文章・PDFを、アップしていく予定です。
「慢性疲労症候群(CFS)」という病気を、ご存じですか?
・これまで健康だった人が、突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ
・微熱、頭痛、筋肉痛、脱力感や、思考力の障害、抑うつ等の精神神経症状などが長期に続き
・健全な社会生活が送れなくなる
という病気です。
慢性疲労症候群の患者の約3割が、寝たきりか、それに近い状態に陥っています。
外出、入浴、食事といった日常動作に、介助が必要なほど重篤にもなりうる、予後(発症後の経過)の悪い、身体的な疾患なのです。
慢性疲労症候群は、誤解されることが多い病気です。
病名に「疲労」とあることから、「単に疲労がたまった状態」と思われたり。
「微熱、思考障害、抑うつ」などの、初期症状から、うつ病などと誤診されることもあります。
さらに、「単なる怠けでは」となど言われ、精神的に追いつめられてしまう場合も…。
・主訴が似たうつ病などとは対処すべきポイントが違うので知ってほしい
・早期発見・適切な対応で、重症化(寝たきり)を防げる可能性もある
・早期に気づき、できるだけ専門医にまわしてほしい
それによって、患者さん、周囲の方が苦しむ度合いを減らすことができる可能性があるのです。
今回は、慢性疲労症候群研究の第一人者をお招きしています。慢性疲労症候群研究医による講演は、年に1度あるかないかの、貴重な機会となります。
どのような病態で、どのような対処が必要なのか。患者さんの症状として、また周囲の支援として「なにができて、なにができないのか」について、示唆となるお話をいただく予定です。またうつ病等精神疾患との鑑別のポイントや、休職・復職時にフォローすべき点についても触れていきます。障害年金・障害者手帳の取得についても、患者さんの実例を通じお伝えします。
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なお、本講演会は、どなたでも参加可能です。
患者さんやご家族、「もしかしたら、慢性疲労症候群ではないか」と悩んでいらっしゃる方。また、お医者様をはじめとした医療関係者、福祉関係者など、ぜひ広く知っていただければと思っております。
また特に、ストレスチェックなど、メンタルヘルスの対応に追われる企業の労務管理ご担当者や産業保健職の方、不登校の問題を抱える教育機関の方などにもぜひお聞きいただきたい内容です。
〜 認知拡大と早期発見・診断体制の確立をめざして 〜
※無事開催終了いたしました。多くのご参加ありがとうございました。
【概要】
開催日:2015年11月14日(土)
時間:13:00-16:00 (受付開始12:30)
場所:フクラシア浜松町 6F 会議室A
(JR浜松町駅 徒歩1分、都営地下鉄大江戸線大門駅徒歩2分)
定員:80名
参加費:無料
※どなたでもご参加いただけます
お申込み手順を知りたい方は、下記URLをクリック
http://cfstokyo2015.jimdo.com/%E3%81%8A%E7%94%B3%E8%BE%BC%E3%81%BF/
【会場】
フクラシア浜松町 6F 会議室A
住所:東京都港区浜松町1-22-5 浜松町センタービル6階
交通:JR浜松町駅 徒歩1分、都営地下鉄大江戸線大門駅徒歩2分
【最寄り駅 駅構内図】
■JR 浜松町駅 (北口徒歩1分)
http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCD=1248
■地下鉄 浅草線・大江戸線 大門駅 (B1出口徒歩2分)
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/stations/daimon/e20.html
(※バリアフリールートをご希望の方)
地下鉄大江戸線・浅草線(西馬込方面行きホームから)B4出口 エレベーター
地下鉄浅草線(押上方面行きホームから)A1出口 エレベーター
■東京モノレール 浜松町駅(徒歩2分)
http://www.tokyo-monorail.co.jp/guidance/hamamatucho/
【会場地図】
【プログラム】
第一部:医療講演会
「慢性疲労症候群の病因・病態・対処法 〜明らかになってきた神経炎症の存在〜」
講演者:倉恒弘彦 関西福祉科学大学教授 (厚労省CFS研究班班長)
第二部:患者実例紹介
「症状や診断と、休職、退職、復職時のサポートについて」
・患者3名発表予定
・復職できず退職したケース/時短勤務で復職したケース 等
第三部:質疑応答
■講演者:倉恒弘彦氏
関西福祉科学大学教授、東京大学特任教授
厚生労働省「慢性疲労症候群の病因病態の解明と画期的診断・治療法の開発」研究班(以下CFS研究班と表記)、および厚生労働省「慢性疲労症候群に対する治療評価と治療ガイドラインの作成」研究班 代表研究者
これまで健康に生活していた人が、感染症などに罹患したことをきっかけに原因不明の激しい倦怠感に襲われ、それ以降激しい疲労感とともに、
・発熱、リンパ節腫大、咽頭痛などの感染症様症状、
・頭痛、筋肉痛、関節痛、脱力感などの膠原病様症状、
・睡眠障害、思考力低下、抑うつ、不安などの精神・神経症様症状
などが長期間続き、健全な社会生活が送れなくなるという疾患です。
一般的な保険診療の検査では、異常が見つからないため、単なる慢性疲労や、うつ病などの精神疾患などと誤診されることが多くあります。
そのため、患者さんがCFSと診断され、適切な療養に入るまでに、数年、時には10年以上かかり、その間に病状が悪化するケースもあります。
最近の研究では、重症のCFS患者では、脳に炎症がおこっていることがわかっています。また、種々の免疫機能や自律神経・内分泌系評価等にも多くの異常が見つかっています。
(※募金終了いたしました。多くのご協力をいただきありがとうございました。)
講演会開催にあたり、開催費用をインターネットの募金で募ることとなりました。
NPO団体などであれば、さまざまな「助成金」を受けることも可能です。しかし私たちは、大きなイベントの開催は今回が初。助成金を受けることが実質不可能なためです。
恐縮ではありますが、ぜひ下記サイトよりご協力いただければ幸いです。(使途は募金サイト「WESYM(ウィシム)ページ内に記載しております。)
■クラウドファンディング WESYM(ウィシム)
https://wesym.com/ja/projects/cfstokyo2015/
■現金でのお振込をご希望の方
「クラウドファンディング(募金)サイト WESYM(ウィシム)」では、クレジットカードの他、Tポイント、楽天ポイント、永久不滅ポイント等各種ポイントもお使いいただけます。
なお、WESYMでは現金振込はできません。現金で振込みをご希望の場合は、、下記口座宛に直接お振込みをお願いいたします。(本講演会専用口座です)
今回のWESYMサイト、ならびに銀行口座にて募金をいただいた総額は、講演会後に当サイトにてお知らせいたします。
【口座情報】
ゆうちょ銀行
店名:〇一八(ゼロイチハチ)
店番:018
預金種目:普通預金
口座番号:7335931
氏名:サトウマユコ
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ぜひそちらもご覧ください。